闇深いシステムの考慮/増築しなければならないのと、お偉い方の折衝で意識が飛んでた。忙殺されて3日経過。noteはなんとかつぶやき「あ」だけで連続更新を維持、セーフ。
本題の前に。今日、noteで他のENTJさんが書いた仕事に関する記事を読んだら、自分が無意識のうちに書いたか文章かと思い、思わずURLを確認して爆笑した。感想を伝えると私のフォロワーさんで『私の投稿に共感することが多い』と教えて頂いて面白かった。やっぱりこの手の診断のざっくりカテゴライズ/傾向は合ってるんだな。
先日、チームの歓迎会があった。私は壁に徹すると宣言した通り、私はあまり話すことはなかった。でもE型かつ、ストレングスファインダーが影響力+人間関係力の人間が会話しないと機嫌が悪いとか、体調不良だと心配されるのあるあるで、無口のミステリアスとは無縁で泣く。
主に女子ちゃん2人の歓迎会で、人となりがわかって交流できてよかったと思う。でも、改めて自分の中で海外旅行が好きな女は地雷というのも確信が持てて爆笑してる。どこかの日記でも書いたが、女子ちゃんは、仕事に対するマインドは好きだけど、プライベートで仲良くなれないのはこの理由だ。雑に言えば『価値観が違う』に集約される。
盛り上がったのが『男性はデートで女性を家まで送るかどうか』。女子二人は家まで送れ派だった。INFPくんはのちに、私に「家まで送らなくてもいいと思ってるでしょ」と言っていたが正解で。相手の善意や効率がよければご厚意に甘えるが、バランスが悪いなら、合理的な場所で解散で構わない。そのあとの一人の移動で、出来事を思い返す余韻が好きというのもある。徐々にクールダウン、気持ちを切り替えていく感じも悪くない。
『希望するデートは何か』も面白かった。前から人となり知っていたが女子ちゃんの要求は高い。男にデートの主導権を握らせて、女がそれを評価する側との構造は私には理解し難い。私を楽しませてよ、といった視点というのだろうか。
私は私の性格や人生より面白い人間はそうそういないと思っているので『楽しませてよ目線』だと、恋愛はハードルが高くなる。かと言って、自分が素朴で安上がりな女とは思わないが。しいて言うなら、デートは『【誰と】どんな【体験】をするか、どんな【気持ち】になるか/なりたいか』でしかなくてロケーションは目的による。『行ったことある』の実績解除よりも『誰と、どんな体験をして、どんな気持ちになった』の記憶のほうが尊いという価値観だ。
システムの人たち飲み会では評判が良いお店を利用したが、その後の滝のような大雨にうたれて、堅物のシステムの人が爆笑した姿が印象に残っている。例えるならそういうの。
他には『味噌汁』ひとつとっても。私は会社で徹夜(メンテ/リリース)したときの朝方に飲む味噌汁が特別に好きだ。疲れた体に染み渡る暖かい味噌汁はとても美味しい。それに加えて、今回INFPくんと深夜3時に、散歩して帰りに飲んだ味噌汁も美味しく感じた。ただのインスタントなんだけども。日常的に味噌汁を飲むのとまた別の思い出味噌汁が存在するの、面白過ぎるでしょ。そういう「ふつう」なのに、「特別レイヤー」も存在するモノや体験を増やしていきたいという思いがある。
チームの飲み会は終わってINFPくんと帰宅する。上司/仕事モードが長く維持されていて、INFPくんと、このあと一緒に過ごしたいと思っていてもうまく言葉にできなかった。このモードだと「甘える」と「お願い」が難しすぎる。命令、命令ならできるのにッ!!が、彼の「アイス食べる?」で一段階、緊張状態が解けた。
アイスは美味しかった。けど、食べるのが遅くて溶けかけてピンチになったアイスを彼に押し付けた(笑)手がべとべとになりながらも食べるのに夢中だった彼の耳元で、どさくさにまぎれて「一緒に過ごしたい」と伝えた。緊張した。いいよと返事をもらった。
電車の中でINFPくんは、私の仕事の進め方や能力についてべた褒めしてくれた。すごく嬉しい。けど、忘れちゃうから手紙に書けと言った。馬車道で降りてホテルに向かう。初めて平日のど真ん中じゃない、翌日を気にしないでよい金曜日。
私は仕事モードがなかなか抜けなかったし、金曜日は全能感あるので元気だ。INFPくんを『クソ雑魚虫』とおちょくって、今日は圧倒的に優位だなと思っ……
気が付いたらベッドの上で、日付が変わっていた。彼の人格が変わり、そして主導権が変わるの……なぜ……。確か、世界七不思議のひとつだっけ。
……。
彼とこうなったあとの私は、心が開錠されるらしく、のびのびと過ごした。手をつなぎたいと思えば「つないで」とお願いできるし、彼は私のこういう姿も言葉も抵抗なく受け入るだろうという安心感がある。
彼と深夜のみなとみらいを散歩する。ハンマーヘッドから赤レンガにかけて。深夜2-3時。ライトアップはなくなって、ビルの明かりが僅かで。とても静かで二人で街を占拠した感じで楽しい。
途中、インターコンチネンタル横浜Pier 8を見た彼が「こういうところに、入りたいと思った時にふらっと入れるくらい稼げないとな」と言っていた。ここは1泊、最低でも5万くらいだろう。
それもわかると思ったけど、入りたいと思ったら『今、無理してでも入ったら』と思った(私は彼の上司なので給与は知っててもいいはずなのだが、ぶっちゃけランクでしか覚えていないので実態は知らない)。
なぜなら稼いで、気軽に入れるホテルになってしまったらまた別の視点になってしまうのがすごく勿体ないなと思った。稼いでないのに、体験のために無理して入ったこと自体が面白いし、それが仮に女性(私だったらいいな!!)にいいところを見せるだったら最高すぎて死ぬ。どちらにとっても一生の思い出だ。
お金の価値が違うとき、時間の価値が違うとき、それぞれで見える世界が違うのは不思議だと思う。
30歳年収300万円の5万円、50歳年収1500万円の5万円
ここに誰と、なんのためにが掛け合わせると面白い。
30歳年収300万円の5万円×(自分の体験のため+奮発デート)=一生の思い出となり、あと50年くらい経過しても強烈な体験になって記憶に残ると思う。もちろんどう過ごすか、も大事な要素ではある(喧嘩したら意味ない)。
だけど、50歳年収1500万円の5万円×P活=あっ(察し)だし30年後、良い思い出になってるかというとわからない。
私の体験だと(過去に日記に書いたかな?もう覚えてないや。何度でも昔話しちゃお!)20代に無一文になって、出社分だけなんとか電車賃が支払えたときがあった。
出社のために(社畜根性強すぎ)六本木駅に降りると、外国人が、1本数百円で花を売ってきた。財布を開けると無一文だったので逆に花をもらった。
花をもって出社すると目立ってしまい、理由を聞かれて同僚たちから給与までの生活費のカンパが募られた。
ある女性社員からは5000円借りた。人にお金を借りるのは嫌だったけど、そのときは限界だったので借りた。絶対に返すと約束したが、私の生活がめちゃくちゃなまま連絡先を交換せずに退職してしまった。
ずっと心残りだったし、何より人に金を借りてる状態が気持ち悪かった。なので生活が安定してから、知り合いに連絡を取りまくってその人に繋がることができた。そして8年越しに5000円を返した。相手は驚いていたし、私が元気そうでまともな生活をしていたことに感動していた。
借りたときの5000円、8年後に返却した5000円。相手からみた5000円。それぞれ価値が違うはずだ。
そんなことを考えてしまう。私があの一言で、一瞬で、このような思考を巡らせているのは彼は気づいていないと思うが。
夜景を見ながらの散歩は会話が弾んだ。彼がバイクに乗っていたこと、囲碁をやること、登山をしていたこと、趣味がブレブレで笑っていたら「いぬかわいいもそうだ」と反論された。確かに何でもやるけどすぐに飽きるわ。
興味深いのが彼の優しさ。サバイバル経験があるものの(!?)、釣りをして魚を〆るときに少し胸が締め付けられるとかなんとか。やば……!!
釣ってしまってる時点で生簀にいれようが、人間がかかわってしまってんだから責任とって殺めて食すしか選択肢はないだろと思った(自分が生きるために動物を〆ることに抵抗ないし、鶏をしめた経験あり)。
でもそれで役割分担ができるのも面白い。
二人で魚を釣る
彼:釣り針からぬるぬるした魚をのをとるの(私は手触り無理)
私:一撃で〆る
彼:おろす、さばく
私:料理する
二人で食べる
最強じゃん、ペアプログラミングじゃん。彼はゴキブリと対峙したときはどうなるのかな?楽しみだな(??)。
ホテルに戻って、腕枕をしてもらって一緒に雑談をしながら緩やかに眠った。彼は、このリラックスした、ぐだっとした時間が特に好きそうで。私も翌日、気にせず眠れて嬉し……
06:26に起床してしまった。
ダメだ……土日だろうが関係ない。私が本当に落ち着くのは後ろの予定がないときだけだ。そう『チェックアウトの時間』は予定だ。家でしか熟睡できない繊細で笑う。
11時にチェックアウトだというのに、彼は10:45に起きて「延長しよう」と言い出した。そして(もう隠すのも面倒になってしまったので書いちゃうが)することをして、私のイキ顔を朝の明るい場で見たかったとか?なんとか言って、満足したのかすごく笑ってた。思考、発言すべてにおいて予測不能で怖くて心の中で泣いた。
でもすぐさま、朝は苦手の低血圧マンに戻ってた。クソ雑魚虫はそれでいい。朝は私のほうが強い。
ホテルを出て、北仲ノットの展望で歩いてきた跡をたどり、ブランチをとることにした。
私はふたつのパンで迷っていたが彼が一方を手に取ったので、私は別のパンを選んだ。食べている途中で好みじゃなかったので、私は彼の食べてたパンを強奪トレードした。
彼は「この(私が食べるのを諦めた)パン、食べられないわかってたでしょ」ってツッコミ入れてて笑った。私のミスなのに交換するの優しい。なんなら私が迷ってたのを知ってて一方を選んでおいた節がある。この人、大事にしようと思った。大事な虫だ。
ブランチをとりながら会話が仕事モードになった。『起業をするか、しないか』の話。私自身は前からいろんな人に「起業したら?」とは言われてきたが、今はリスクをとるほど何かを成し遂げたいものはないし、サービスをつくってバイアウトした経験で十分だし、何より飽きやすいのが難点だと自覚している。だったら大企業のサラリーマンとして、数年毎にやることが変わり、会社の金で社会実験をやっていたほうが性に合うのだ。
INFPくんは起業できるかと言ったら、私は怪しいと思うという話をした。あまり過去に付き合った男の話をしたくないが、サンプルとして。
この元彼は私が25歳のとき、職場のインターンで、私発案のサービスを保守してくれていた。私の退職という利害関係がなくなり『彼の能力を享受できないことに惜しくなった』から恋愛感情に移った自覚がある。
3年ほど付き合い、同棲もして最終的にお相手の親御さんが『学がなく、華道・茶道をしてない女は東大生の息子と釣り合いませんザマス(意訳)』と言ってきて呆れて別れることになった。その後、元彼は上場企業のCxOになっている。元彼はCxOをやるイメージはなかったが立場が人を作るというのは本当だろう。そのようにロールプレイをしてるんだと思う。
INFPくんも元彼については知っている。比較はしたくないが、この元彼はINFPくんと雰囲気が似ているのだ。
まず、優しい。優しい人は私の知る限りIT系の経営者にはいない。人を道具だと思ったほうがいい。INFPくんも私の仕事中の人に対する接し方がそれだって言ってた。あは☆
そして頑固で、口数が少ない、進捗もわかりにくい。これらのことから周囲はこの人を好きか嫌いか判断しにくい。判断しにくいということは、この人についていこう!!という情報が足りない。逆に嫌われる人はすごい。それだけの発信力とカリスマ性があるからだ。IT系の経営者になるには味方とアンチを作るくらいの強烈さが欲しい。※もちろん堅実な技術系経営者もいるが。
よく言えば元彼もINFPくんも『(能力が)わかる人にはわかる良さ』ということだ。ビジョンを提示してカリスマ性を発揮して先導するよりは、自分の能力を見出したり伸ばしたり、自由にやらせて、信頼できる人の手となり足となりなるイメージのほうが湧きやすい。※実は元彼は上場企業の前に別のベンチャーにいて、経営者と考え/ソリが合わず辞めてる。
ふと気になって元彼の直近のインタビューを探してみた。
インタビューを見て推測通りだし、まんまINFPくんと同じ思考で笑った。私もINFPくんに『達成してほしいゴール』は示した。やろうと思えば、細かい粒度に落とし込んだタスクとして渡せたが、すべて任せることにした。それがハマったとINFPくんも言っている。I"S"FPくんはタスクまで落とし込んで渡す場合もある。だから人それぞれだなと思った。
元彼とINFPくんはあくまでも『似てる』なので同じではない。私はINFPくんに「私と付き合ってきた人、みんな出世してるから頑張ってね☆」という圧だけ伝えた😀
曖昧な関係なので何でもないけど、ただでイキ顔見せるつもりはない!!(根に持ってるw)少なくてもどんな関係であっても、こうなる前もINFPくんを評価も期待もしているから、応援してるし、将来が楽しみだと思ってる。